サックスとアドリブ練習帳

サックスを学び、アドリブを学ぶ日々の記録

カッコいいジャズのアドリブって何なのか考えてみた

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アドリブ勉強中です。
レッスンに通い始めて1年ちょっと、
少しずつですが、アドリブってどうやるのかの
理屈は分かるようになってきました。
(もちろん、自分で表現できるようにならないとダメなんですが)

ここまでのレッスンのまとめとして、
どういうアドリブがカッコいいのか整理してみます。

同じくアドリブ勉強中の方に少しでも参考になったら嬉しいです。


アドリブとはいえ、まずは音色

アドリブのことを書くんじゃないのかいと言われそうですが、
やっぱりまずは音色がカッコいいかどうかが重要だと思います。

音響学的に言うと、
音の三要素は、

  • 高さ
  • 大きさ(強さ)
  • 音色

です。
音色って、音を構成する基本要素の一つなんですよね。

楽器が上手な人って、
たった一つの音を伸ばしてるだけでもカッコいいんです。

アドリブの内容云々も大切ですが、
その前に、音そのものを磨くことも必要かと思います。

ストーリーがある

小説とかだと当たり前の話ですが、
アドリブも、ストーリーがあるかどうかが一番大切だと思います。

どんなにカッコいいフレーズを知っていても、
前後関係とか関係なく吹いても全然カッコよくないですよね。
物語の最初に、犯人はお前だ~って言っちゃうような感じです^^;

では、アドリブの場合のストーリーって何なのでしょうか。

最初は音数少なめ

小説と同じですが、最初から盛り上がってるのはあまり無いと思います。
(ビッグバンドの場合はちょっと別ですが)

まずは音数は少なめで、低めの音から始まります。
いわゆる序章的な位置づけかと思います。
あえて吹かないという間も大切です。

ここで重要なのは、

「コード+リズム」で歌心を作る

ことかと思います。
いわゆるモチーフと呼ばれるものです。

実はここが一番難しいんじゃないかと思っています。
コードを勉強して、リズムを決めても、
なかなかカッコいい感じにならないんですよね。。。

その一つの理由が、分散和音から離れられていないからかなと思います。

ドミソ~ミソド~ソドミ~って吹いても、
なんか「勉強してきました!」っていうだけの感じになってしまいます。

いろいろな人のアドリブを聞いて、
歌心を身に付けていくのが大切なのかと思います。

徐々に音数を増やす

モチーフだけだと、盛り上がりに欠けます。
徐々に盛り上げていくためには、音数を増やしていくことが必要です。

誤解を恐れずに言えば、

「スケール」を使い、8分音符中心に吹く

ということですね。
いわゆるラインと呼ばれるものです。

ここで難しいのが、

コードを意識して、必ず解決させる

ということです。
これを言い換えると、

次のコードにきたら、次のコードのコードトーンに半音または全音で移行する

ということになります。

ここはひたすら練習を積むしかないのだと思いますが、
意識するかしないかは、大きな違いになってくると思います。

クライマックスを作る

音数を増やしながら、徐々に盛り上げていきます。
いわゆるフィルというのを入れて、
クライマックスに持っていきます。

サックスの場合、一番簡単なのは、

高い音で伸ばす

ということではないでしょうか。
フラジオとかを綺麗に出せるといいですよね。

高い音とはいえ、苦しそうな音だと残念です。
高い音でも楽に出している感じの音色がカッコいいと思いますので、
ここは楽器の練習が大切ですね。

他にも、

  • 裏コードを使う
  • コンディミを入れる

などなど、
聞いてる人が「おっ」となるようなことを盛り込めるといいですよね。

エンディングを作る

クライマックスでいきなり終わるわけにはいきません。
小説でも、エンディングに向かって徐々にクールダウンしますよね。

それと同じような感じで、
徐々に音を下げていったり、音数を減らしながら、
「そろそろ終わりますよ~」的な空気を作ります。

ここでしくじるとそれまでが良くても台無しになってしまうので、
大切に演奏したいところです。

ジャズの要素が入っている

いろいろな技術を使いながらストーリーを作りつつも、
「ジャズっぽさ」が入っていることが大切だと思います。

レッスンを受けてそうなんだ~と思ったのですが、
ジャズの先人達も、同じフレーズを使ってたりします。

いわゆるⅡ-Ⅴとかにも良く出てきますが、
こういうジャズの語彙を用いることで、
グッとジャズっぽくなるんだと思います。

とはいえ、勉強しました~って感じで使うのはダサいので、
アドリブの中でさりげなく使えるようになるのが大切です。

ここもやっぱり練習して身に付けていくしかないですよね。

まとめ

カッコいいアドリブがどういうものか考えてみました。
レッスンを受けていて思うのは、

「アドリブって勉強することがたくさんある」

ということです。

センスは必要だとは思いますが、
決して、ごく一部の天才の方だけのものではなく、
正しく練習すれば、誰でも必ず上達できるものだと思います。

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