アドリブの勉強を始める際、
まず出てくるのがメジャースケールです。
これから先に学ぶことの基本になっているため、
ここを覚えないことには、先に進めません。
私は暗記が苦手で、なかなかこれが覚えられません。
練習不足と言ってしまえばそれまでなのですが、
クイズ形式にしてみたら覚えられないかなと考えてみました。
同じように苦しんでいる方、一緒に頑張りましょう。
メジャースケールとは
まずは、メジャースケールのおさらいです。
これは、いわゆる「ドレミファソラシド」ですね。
正確に言うと「ドレミファソラシド」はこれしかないのですが、
絶対音感がある人以外は、
同じように「ドレミファソラシド」に聞こえるスケールが12個あります。
ここでは全部のメジャースケールはあえて記載しませんが、
例えば、F(ファ)から始まるメジャースケールはこちらです。
Cycle of 5th(4th)
このメジャースケールのキーの並び方には法則があります。
有名なものですが、これをCycle of 5thと呼びます。
CとかFというのが、そのスケールの始めの音(Root)になります。
Cycle of 5th(4th)
C(ド)が基準となりますが、
左回り(4度進行)に♭が一つずつ増えていき、
右回り(5度進行)に#が一つずつ増えていきます。
この順番を覚えることがまず最初にすることになります。
①左回り(♭):C→F→B♭→E♭→A♭→D♭→G♭
②右回り(#):C→G→D→A→E→B→F#
クイズ形式にしてみる
ということで、ここまでで覚えるべきことをクイズ形式にしてみます。
全部で3つあります。
- Cycle of 5thのキーの順番
- キーを見て、何の音に#(or ♭)が付くか
- 調号を見て、何の音から始まるか
答えはCycle of 5th(4th)で確認して下さい。
クイズ1:キーの順番
四角の中を埋めて下さい。
クイズ2:キーから調号をあてる
空欄の箇所を埋めて下さい。
クイズ3:調号からキーをあてる
空欄の箇所を埋めて下さい。
まとめ
メジャースケールは、アドリブを勉強する上で、
基本のキの部分になります。
ここに書いてあることは、
「う~ん」と考えて出てくる感じだと遅く、
「パッと見て、パッ答えられる」レベルが目標です。
考える ではなく 反応する という感じですね。
覚えるには反復練習が必要だと思いますので、
繰り返しやって、体に染み込ませていきたいと思います。