サックスとアドリブ練習帳

サックスを学び、アドリブを学ぶ日々の記録

固定ドと移動ドがややこしい。読み方を変える訓練

アドリブができるようになるためのスケール練習は、
必ず12Keyで行います。

曲によってキーが違いますし、
1曲の中でも様々なコードが出てくるので、
それに対応したスケールを使えるようになるためです。

この練習をしていると、
固定ドと移動ドで頭の中が混乱しませんでしょうか。
私はまさにこれで、なかなかスケールが覚えられないです。

そこで、固定ドと移動ドで読み方を変えようと思います。
訓練方法も考えてみますので、
同じような悩みのある方は一緒にやってもらえたら嬉しいです。


言葉の定義

まず初めに、簡単に『固定ド』と『移動ド』について説明します。

『固定ド』とは

『固定ド』とは、ドレミファソラシドを音名として捉える考え方です。

音名として捉えるというのは、
「ド」や「レ」等に対して、それぞれ音の高さが一つに決まる
という意味になります。

ピアノで考えると分かりやすいと思います。
「ド」の音をひいてと言われたら、
だいたいの人は下記の〇印のところを押すと思います。

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この音名によってどの音か分かるというのが、
『固定ド』の考え方となります。

『移動ド』とは

『移動ド』とは、ドレミファソラシドを階名として捉える考え方です。

階名として捉えるというのは、
ある音を起点として、音の幅の関係で高さを表す
という意味になります。

音の幅を、全音(全)と半音(半)で表現した時に、
「全全半全全全半」となっているものをメジャースケールと呼びます。

すなわち、
C(ド)を起点としたC Major Scaleも、
f:id:lucky90:20190105233024p:plainF(ファ)を起点としたF Major Scaleも、

f:id:lucky90:20190105233459p:plainどちらも「全全半全全全半」になっているので、
絶対音感が無ければ、両方ともドレミファソラシドに聞こえます。

音は12個ありますから、メジャースケールも12個ありますが、
これらを全て「ドレミファソラシド」で読むのが、
『移動ド』の考え方になります。

それぞれの読み方を決める

実際にメジャースケールを練習すると、
私は絶対音感はありませんので、
全て「ドレミファソラシド」に聞こえてきます。

ですが、
音名『ド』から始まる「ドレミファソラシド」は一つしかなく、
それ以外は全て、指と音が違ってきます。

指では、
ファソラシ♭ドレミファと動かしながら、
頭の中では「ドレミファソラシド」になるわけです。
♭や#が多いキーになるとパニックです。

さらに私の場合テナーサックスなのですが、
B♭管のため、ドの指で出るのは実際にはB♭だったりで、
どうしてこんなにややこしいのかと困ってしまいます。

そこで、それぞれで別の読み方にしてみようと思いました。

『固定ド』の場合

音名という意味ですと、アルファベット表記が通常のようです。
すなわち、

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となります。
これでもいいのですが、
個人的には、アルファベットは
コンサートキー(サックスの指の音名ではなく、実音)
で会話をする時に使うので、
私は「ドレミファソラシド」で読んでみようと思います。

まとめると、こんな感じです。

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Keyに対して、どの音に#や♭が付くかについては、
こちらの記事を参考にして下さい。

www.sax-lucky.com

『移動ド』の場合

こちらは、ドレミファソラシドで読むことが多いと思いますが、
私はそれで混乱してしまったので、
数字で読むようにしたいと思います。

C Major Scaleであれば、下記となります。

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先ほどの『固定ド』とまとめると、こんな感じです。

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トレーニングメニュー

『固定ド』編

下記の空欄を埋めて下さい。

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『移動ド』編

下記を見ながら、各Keyで運指をイメージして下さい。
その後、楽器を使って練習して下さい。
(あくまで頭の中は「いちにさんしごろくなな」です)

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まとめ

『固定ド』と『移動ド』についてまとめてみました。

書いてみて、私は
『固定ド』の方は何となく頭には入っているのですが、
『移動ド』の方が苦手だということが分かりました。

ある程度楽器を吹いていると、
指癖で何となく吹けてしまったりするのですが、
アドリブができるようになるためには、
頭で理解した上で、楽器で演奏できるようになる
必要があるので、それに向けて練習していきたいと思います。

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